就活コラム リクおじさん

【就活】ホワイト企業かブラック企業の6つの見分け方を徹底解説

【就活】ホワイト企業かブラック企業の6つの見分け方を徹底解説
芋木坊太郎
芋木坊太郎

ホワイト企業に入って、いい生活を送りたいけど、ブラック企業との見分け方がわからない。

石木貴子
石木貴子

やりがいも大事だけど、やっぱり休みがしっかりあって福利厚生が整ったのホワイト企業に入りたい。

就活するなら誰でも少しでもいい企業に入りたいですよね。みんなホワイト企業に入りたいと思っています。

休みが少なく待遇が悪いブラック企業に入りたいと誰も思いません。

ですが、ブラック企業とホワイト企業の見分け方がわからずに困っていませんか?

石木貴子
石木貴子

ホワイト企業と思って内定までもらったのに、入ってみたらブラックだった。。。

こんなのは嫌ですよね。

内定もらった先がブラック企業だと入ってから気づいても時すでに遅し。転職するにもいきなりブラック企業を辞めることは難しいので、できるのならホワイト企業とブラック企業の見分け方を知りたいところ。

私は過去にブラック企業とホワイト企業に勤めた経験があるので、ブラック企業・ホワイト企業の両方をこの目で見てきました。

ブラック企業での勤務は悲惨でした。休みはないし、こき使われて給料も安い。そんな思いからこれからの新社会人にはホワイト企業に入って欲しいと願っています。

だから、あなたがブラック企業に入らないようにこの記事でホワイト企業とブラック企業の見分け方を解説します。

少しでもホワイト企業から内定をもらえる学生を増やしたいのです。

ホワイト企業あるあるな6つの特徴

ブラック企業かホワイト企業か見分けるためにはホワイト企業がどういうものか知らない無理です。

なので、まずはホワイト企業の特徴について。

ブラック企業とホワイト企業を見分ける参考にしてください。

①適切な労働時間・残業代の支給

ホワイト企業と何故言われるのか?労働環境が良いことも理由の1つです。

労働基準法には、週に40時間を超えて行動させてはいけないと明記されています。

法定の労働時間、休憩、休日

使用者は、原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。

引用:労働時間・休日 |厚生労働省

そして、週に40時間超える場合は何らかの形で賃金を支払わなければなりません。残業代もその1つです。

つまり、

  • 週に40時間の労働
  • 残業代が支給される

これはホワイト企業の1つの基準になります。もちろん、これが満たされたと言って、福利厚生がなかったり給料が安かったりすればホワイト企業でないかもしれませんが、1つの指標になります。

逆に週40時間を超えて労働し、それに対して残業代が出ない企業はブラック企業と言えるでしょう。

②時給換算して給料が極端に安くない

あなたの適正な報酬はいくらでしょうか?

新卒の初任給は18〜22万円が一般的ですが、労働時間に対して妥当な時給になっているでしょうか?

1日8時間、それを週に5日で40時間。これを4週間にすると1ヶ月160時間になります。初任給を時間で割れば時給が出ます。

仮に20万円なら時給1,250円に。実際は保険や税金などの関係でもう少し多いですが、だいたいこれぐらいの金額になります。

ボーナスや住宅手当と言った福利厚生もあるので、年で見ると金額が変わってきますが、それでもあなたの時給がバイト並みの金額なら、それはホワイト企業とは言い難い。

コンビニやスーパーのアルバイトと同じぐらいの賃金で働くサラリーマンに、あなたはなりたいでしょうか?

なりたくないですよね。なので、入る前にあなたの時給はどれぐらいか把握するべきです。

もし、アルバイト並みの時給ならブラック企業の可能性があります。

③有給休暇の取得率が高い

有給休暇は企業の義務。労働基準法にも明記されています。

年次有給休暇

使用者は、労働者が(1)6ヶ月間継続勤務し、(2)その6ヶ月間の全労働日の8割以上を出勤した場合は、10日(継続または分割)の有給休暇を与えなければなりません。
6ヶ月の継続勤務以降は、継続勤務1年ごとに1日づつ、継続勤務3年6ヶ月以降は2日づつを増加した日数(最高20日)を与えなければなりません。

引用:労働時間・休日 |厚生労働省

なので、どんな会社でも有給休暇があるはずです。有給休暇がない企業は100%ブラックなのでご注意を。

そして、有給休暇は使わなければ意味がありません。

だから、有給休暇の取得率が低い場合は注意が必要です。

年次有給休暇の取得状況

平成 28 年(又は平成 27 会計年度)1年間に企業が付与した年次有給休暇日数(繰越日数
を除く。)は労働者1人平均 18.2 日(前年 18.1 日)、そのうち労働者が取得した日数は 9.0
日(同 8.8 日)で、取得率は 49.4%(同 48.7%)となっている。

引用:厚生労働省 平成 29 年就労条件総合調査の概況

厚生労働省によると、平成28年の有給休暇の取得率は約50%、なのでこの数字よりは上の企業を探したいところです。

④福利厚生が手厚い

ホワイト企業は社員に長く勤めてもらいたいと考えています。だから、自然と福利厚生が手厚いものに。福利厚生には住宅手当やレクリエーション施設の優待券、健康診断や育児休暇などがあります。

多くあればいいものではありませんが、何もないというのは考えもの。少なくとも労働環境がいい気はしませんね。

住宅手当と育児休暇あたりは欲しいところです。

逆にこの辺りの福利厚生がホワイト企業かブラック企業のポイントに。

⑤離職率が低い

ブラック企業に勤めると人はどうなるでしょうか?最終的に、辞めたいと思います。

なので、自然とブラック企業は離職率が高い傾向に。逆にホワイト企業は離職率が低いでしょう。

長く働いて欲しい企業は、離職率が高くなるわけがありません。

なお、企業風土として転職や独立が前提の会社もあるので、そんな会社は離職率が高いからと言ってブラック企業ではないことに注意。

離職率はあくまで1要素として考えましょう。

⑥総合的に働きやすいか

ホワイト企業は長く勤めて欲しいので働きやすい環境を作ろうとします。

なので、職場環境や人間関係などが平和な会社になりがち。

やはり労働環境がいいほど優秀な人が集まり、その結果平和になるので、働きやすさは労働環境の上で重要です。

入らないとわからないことですが、OB訪問など実際にその会社に勤めている人の話を聞くなどすれば情報を集めることが可能です。

ホワイト企業とブラック企業の6つの見分け方

ホワイト企業の特徴は頭に入りましたか?

では、これを踏まえホワイト企業とブラック企業の見分け方を解説します。

全部で6つありますが、他にも見分ける方法があるので、あなた独自の見分け方を作ることも大事です。

①求人数

ブラック企業はよく人が辞めます。その結果求人で人を多く雇おうとします。

なので、会社の人数に対して採用人数が多い会社は注意が必要。

大企業のメガバンクでも2,000人は超えない。東芝で680名なので、中小企業で数百人単位で雇うような企業はブラックな匂いがしますね。

採用人数1位はみずほフィナンシャルグループ(1920人)、2~3位には三井住友銀行(1800人)、三菱東京UFJ銀行(1300人)と3メガバンクがトップ3を独占する形になった。5位りそなホールディングスを含めると、トップ5のうち4社が銀行だ。

さらに、7位損害保険ジャパン日本興亜(771名)、9位東京海上日動火災保険(740名)、10位大和証券グループ(740名)など、損保や証券も上位にランクイン。トップ10のうち、実に7社が金融業界となった。

また、上位の顔ぶれを見ると、4位三菱電機(910人)、8位トヨタ自動車(745名)、11位東芝(680名)など、メーカーも多いことがわかる。トップ200社のうち、金融45社に対して、メーカーは62社と、社数対比ではメーカーに軍配が上がる。

引用:最新!「新卒採用数が多い」200社ランキング | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

求人数にブラック企業らしさが現れていることがあるので、求人数はよく見ておくように。

②離職率

端的に言ってブラック企業は離職率が高いです。もちろん転職・独立前提の企業が多いので離職率が全てではありませんが、1つの指標として重要でしょう。

なお、離職率を逆手にとって、離職率が低いけどブラック企業の場合もあります。

離職率が低いけど、ブラック企業な特徴は

  • ブラックだけど、転職できる能力がないからブラック企業に甘んじている
  • グループ会社に出向という形で離職率を下げている

こんな企業もあるので、離職率の数字だけで判断することの内容に。

説明会や面接で違和感を感じたのなら、ブラック企業かもしれません。

③みなし残業・裁量労働制

残業が多いのに、残業代を安くする方法としてみなし残業という方法があります。

みなし残業自体は正当なものなので、それ自体は悪いものではありませんが、みなし残業を悪用する企業もあるのです。

みなし労働時間制

みなし労働時間制には、「事業場外みなし労働時間制」、「専門業務型裁量労働制」、「企画業務型裁量労働制」があります。
事業場外みなし労働時間制は、事業場外で労働する場合で労働時間の算定が困難な場合に、原則として所定労働時間労働したものとみなす制度です。
専門業務型裁量労働制は、デザイナーやシステムエンジニアなど、業務遂行の手段や時間配分などに関して使用者が具体的な指示をしない19の業務について、実際の労働時間数とはかかわりなく、労使協定で定めた労働時間数を働いたものとみなす制度です。
企画業務型裁量労働制は、事業運営の企画、立案、調査及び分析の業務であって、業務遂行の手段や時間配分などに関して使用者が具体的な指示をしない業務について、実際の労働時間数とはかかわりなく、労使委員会で定めた労働時間数を働いたものとみなす制度です。

引用:労働時間・休日 |厚生労働省

みなし残業としてある程度の残業代は払ってくれるのですが、残業しまくると意味がないですよね。。。

悪用の方法として、営業などにきついノルマを貸して、それを裁量労働制にして最終的に安いコストにすることができるので、みなし残業・裁量労働制を扱う企業は注意が必要です。

④アットホームな会社とアピール

会社案内にアットホームな会社とアピールする会社には注意が必要。

なぜなら、『アットホーム以外にアピールポイントがない』会社もアットホームと言えるから。

アットホームだと思って入ったら、アットホームなのは役員だけで下っ端はこき使われることもあったりするので、アットホームと書いてある会社には注意が必要です。

逆にホワイト企業ならそれ以外のアピールポイントが必ずあるので、ホワイト企業なアットホームとアピールすることは少ないでしょう。

⑤やりがいと情熱を前面に出している

「やりがい摂取」ということを聞いたことありませんか?

ブラック企業の戦法としてやりがいを前面に出して待遇が悪くても満足度を高める方法です。

やりがいはもちろん大切なのですが、あなたがやっているのはビジネス。やりがいだけで飯は食えません。やりがいや情熱だけを前面に出している企業はブラック企業の可能性がありますので注意しましょう。

ホワイト企業ならやりがいと共に待遇などもアピールをするでしょう。

もちろん、ちゃんとした待遇の企業がやりがい・情熱を前面に出すこともあるので、しっかりとチェックは必要ですがブラックかホワイトか見分ける1つの指標になります。

⑥有給休暇の取得率

有給休暇はもらえても使えなければ意味がありません。

平均が約50%なので、それに比べて明らかに少ない場合は有給休暇が使いづらいブラック企業の可能性があります。

有給休暇の取得率は、ブラック企業かどうか判断する1つの大きな材料です。

大企業がホワイトで中小企業がブラックと言い切れない

というのも、ホワイト企業になるには、

  • 儲かっている
  • 競合が出現する確率が低い
  • 労働時間を決めやすい

この3つが必要です。つなりホワイト企業自体が会社として優秀じゃなければなりません。

化学業界なんかは会社が小さくてもホワイトな企業が多かったりしますし、会社が大きいとか小さいとかはあまり関係がありません。

なので、大企業だからホワイト企業!中小企業だからブラック企業!というのではなく、1つ1つの企業とちゃんと吟味して見分けるべきです。

ホワイト企業なブラック企業か、この記事の内容を参考に見分けてくださいね。