話しすぎてはいけない?面接で使える自己PRの例文と5つのコツ

この記事の要点!
- 「会社が欲しい能力」=「あなたの能力・長所」になっているか
- 簡潔にわかりやすく伝えれるか→だらだらと話しすぎない
- 自己PRの要因な部分を具体的に話す(経験・性格・考え方)
- 会社で自分が働いている姿をイメージさせる
- 数字などを使って、できるだけ具体的に話す


あー、自己PRをさせる意味ってわかるかな?

うーん、どんな人か見るため?

どうやら自己PRをさせる理由から説明した方がいいようだね。

でも、それがわかればやることは決まってくるからやりやすいと思うよ!
例文と合わせて極意も教えちゃうね!
どの企業でも就活生に自己PRをさせる意味
どうして自己PRが聞かれるのでしょうか?
それは企業にとってメリットがあるからです。
結論をお伝えするとこの2点。
- 会社にとって戦力になるための能力を持っているか
- その能力はどうやって身につけたのか、性格・考え方・経験?何なのか知りたい。→入社後はどんな姿なのかイメージする
基本的に仕事ができるかどうかをまず見る。
その上で、入社後どのような働きをするのかイメージできるよう経験を聞いたり、性格や考え方を見定める。
これを一番に判断するのが自己PRなのです。
学生側も一番準備しているとこなので、企業も目を光らしてみています。
お互い一番力が入りますね。
ここが自己PRの極意だ!極めるためのポイント
自己PRにはいろんなコツがあり人によってコツの部分が違いますが、本質を列挙します。
- 「会社が欲しい能力」=「あなたの能力・長所」になっているか
- 簡潔にわかりやすく伝えれるか→だらだらと話しすぎない
- 簡潔ではあるが自己PRの要因な部分を具体的に話す(経験・性格・考え方)
- 会社で自分が働いている姿をイメージさせる
- 胸を貼って堂々を話す
面接が通らない人はこれを見つめ直してみてください。
長々と話しぎている人はいませんか?
会社が全く必要ない能力を無駄にアピールしていませんか?
おどおどしていませんか?
1つでも引っかかっていれば、通る面接も通らなくなってしまいます。
「会社が欲しい能力」=「あなたの能力・長所」になっているか
根本的にここがずれているとダメです。
採用活動をするときは目的が必ず存在します。欲しい人物像もイメージしているでしょう。
だから、自己PRで会社が欲しい能力とずれていると意味がありません。
どんな素晴らしい能力でも、使えなければ意味がありません。
「ウチだとその能力の使い道なくない・・・?」
「この部署だったら発揮できそうだけど、今回は違う部署の募集なんだけどな〜。」
ずれているとこんな事態に。
なので、自己PRは自分の強みをアピールするのは当然として、企業研究や応募概要をみて欲しい人物像に近い能力をアピールするようにしましょう。
関連記事:文章構造PREPで作る自己PRの作り方と参考になる例文集20選
簡潔にわかりやすく伝えれるか→だらだらと話しすぎない
内容は簡潔にしましょう。
と言っても1分にまとまるぐらいのレベルで大丈夫です。
長い人だと3〜5分ほど一人でしゃべる人もいますが、それはOUTです。
就活生:「私は、〇〇が強みです!というのも・・・・・・」
5分経過
面接官:「長いな・・・。」
こんな人は採用したいでしょうか?私は嫌です。
こうならないようにするには、型に文章を当てはめて、話すこと。
これだけでかなりシンプルにまとまる文章ができるように。
自己PRをシンプルに伝える文章構造
- 結論を持ってくる
- 結論の補足情報(過去の客観的事実)
- 実際に結論と言えるようなエピソード(客観的エピソードを聞きたい)
- もう一度結論を伝える。またどう働いて行きたいかも伝えるとGOOD!!
ちょっと簡単な例文を作ってみましょう。
- 私は「危機的状況からでもどう改善をさせるのかに注力できる」人間です。
- アルバイトでバイトリーダーをしていたとき、売り上げをあげるため後輩を指揮して売り上げを伸ばしたことがあります
- 店の近くに競合店が現れました。その結果店の売り上げが下がってしまいました。売り上げを伸ばすためにアンケートをとった結果、ある課題が見つかりました。それを解決するために従業員い呼びかけ課題を徹底させました。その結果客足が戻り、以前よりも利益が増えました。
- この経験から、危機的状況からでも適切な行動を取ることで課題を解決できることがわかりました。御社でも、この経験を生かして営業としてお客様に貢献して行きたいと考えています。
このように、自己PRには型があるのでそれに当てはめるようにして作っていきましょう。
関連記事:文章構造PREPで作る自己PRの作り方と参考になる例文集20選
自己PRと言い切れる理由を具体的に話す(経験・性格・考え方)
話を相手に信じてもらうには根拠が必要です。
そのためには具体的で客観的な事実が欲しいのです。
ここのコツですが、数字や具体的な内容で説明するようにしましょう。
アルバイトでバイトリーダーをしていたとき、売り上げをあげるため後輩を指揮して売り上げを伸ばしたことがあります。
これはまだ具体的ではありません。
より具体的にすると、
飲食店のアルバイトでバイトリーダーをしていたとき、売り上げをあげるため後輩を情報班・実行班と役割をわけて指揮して売り上げを20%伸ばしたことがあります。
このようにするとより鮮明に状況が浮かび上がってくるので相手に伝わりやすくなります。
- 数字をつかう
- どういう状況か?(5W1Hを意識して説明する)
- 具体的な内容。何をしたのか簡潔に伝える。
会社で自分が働いている姿をイメージさせる
また、能力だけでなく、どうやって働くのかも企業はみています。厳密にはイメージをします。
就活生:「こんな時にこういう行動をとった。だからこうなんです。」
面接官:「(じゃあ、うちではこんな感じになるのかな?)」
ということをやってもらうようにしましょう。
いくら能力があって、会社で仕事を姿がイメージできなければ、採用にこぎつけるのはハードルが高いです。
ここは、具体的に自己PRを話せば勝手にイメージするでしょう。ですが、頭の片隅には入れておいてください。
胸を貼って堂々を話す
就活は中身が大事と言われてますが、第一印象はかなり重要です。
身だしなみなどはもちろんですが、緊張して背筋が曲がったまま話して、自信がなさそうに見える人が意外といます。
そんな人は採用したく無いですよね?
第一印象をよくするには、
- 背筋を伸ばす
- 大きな声で
- 胸を張って自信を持って
面接の時はこの3つを必ず意識しておきましょう。
自信はこの世で唯一タダで手に入ります。就活で使えるのなら使わない手ははありません。
面接で使える!自己PRの例文
ここで実際の例文をみてみましょう。
- 結論を持ってくる
- 結論の補足情報(過去の客観的事実)
- 実際に結論と言えるようなエピソード(客観的エピソードを聞きたい)
- もう一度結論を伝える。またどう働いて行きたいかも伝えるとGOOD!!
先ほど、こういう型で簡単な例文を作ってみましたが、今度はよりがっちり作って行きます。
私は「危機的状況からでもどう改善をさせるのかに注力できる」人間です。
飲食店のアルバイトでバイトリーダーをしていたとき、売り上げをあげるため後輩を情報班・実行班と役割をわけて指揮して売り上げを20%伸ばしたことがあります。
店の近くに競合店が現れました。その結果店の売り上げが40%下がってしまいました。このままだと従業員を削減しなければなりません。
いつもお世話になっているバイト先・そして働いた仲間を減らさないため、なんとか売り上げを伸ばそうと苦心しました。
その結果、売り上げを伸ばすために部隊を作りました。売り上げが下がった原因を特定する情報班と、現状で店の満足度を上げるため方法を考える内部実行部隊と分けてそれぞれ行動するようにしました。
それぞれで行動してもらった結果、あることがわかりました。競合店の満足度が自分の店より高いということです。
原因は料理が出てくるスピードでした。競合店はスピードが圧倒的に早かったのです。それを解決するために料理を持って行くまでの業務フローを見倒しました。その結果、満足度が高まって客足が元に戻り、さらに味はこっちの店の方が美味しいというのが広まり、以前よりも利益が20%増えました。
この経験から、危機的状況からでも適切な行動を取ることで課題を解決できることがわかりました。御社でも、この経験を生かして営業としてお客様に貢献して行きたいと考えています。
関連記事:文章構造PREPで作る自己PRの作り方と参考になる例文集20選
例文の補足情報
数宇はもちろん、5W1Hもかなり具体的に伝えてます。
- 売り上げ:20%増える。強豪で40%減った。
- なぜ売り上げを戻そうとしたの?:店の危機・みんなと働きたい
- どう行動したの?:情報班と内部実行班で部隊を分けた
- 対策はなに?:強豪に劣っている部分の補強
- 会社ではどう生かす?:適切な行動をとってお客様に貢献する
長い内容ですが、構成がしっかりしているので伝わりやすくなっています。
面接で自己PRがあるけどあれが苦手だなー。どう言えばいいんだろう?