就活コラム リクおじさん

【例文あり】ゼミの経験をうまく自己PRするための4つのコツ

【例文あり】ゼミの経験をうまく自己PRするための4つのコツ
芋木坊太郎
芋木坊太郎

ゼミの経験を自己PRにしようと思うんだけど、うまつ伝えるコツってありますか?

リクおじさん
リクおじさん

もちろんあるよ!大事なのはストーリで伝えることだね。詳しく解説するね!

企業で活かせる専門性がない限り、企業はゼミ自体に興味がない

学生の本文は勉強、だからゼミのアピールは就活で最強だ!

そう思ったことはありませんか?

これは、就活力が低い学生によくある勘違いです。

残念あがら、企業はあなたがいたゼミ自体に興味がありません。

なぜなら、ゼミの内容が仕事で使えるかは別問題。

仕事でゼミの内容が使えないのなら、ゼミをいくらアピールしても意味がありませんよね。

Q:ゼミの内容が使えない?じゃあどうしたらいい?

A:あなたの人柄をアピールすべし。なぜなら、新卒就活は人柄採用だから。

企業は人柄重視で新卒採用をしている

実は、企業は学生時代にやっていた成果や結果を重視しているわけではありません。

2)企業が採用基準で重視する項目、学生が面接等でアピールする項目

企業が採用基準で重視する項目と、学生が面接等でアピールする項目を比較して見る。
企業が重視している項目は「人柄」「自社への熱意」「今後の可能性」が圧倒的に高かった。
一方、学生がアピールしている項目は、「人柄」「アルバイト経験」「所属クラブ・サークル」の順となった。

引用:『就職白書2017』| リクルート

リクルートの就職白書によると、企業は人柄や自社の熱意などを重視しています。

だから、学生が考えている成果や経験を重視するのは間違えていると言えます。

だから、ゼミさえしていれば高い評価をもらえる訳ではありません。

大事なのは、どうゼミに取り組んでいたかの取り組み方。

ゼミを通じて、あなたの人柄をアピールして、正しい自己PRを行いましょう。

 取り組み方であなたの人柄を伝える例

取り組みといっても、いまいちピンと来ないでしょう。

1つ例を示してお伝えします。

↓の例をみてください。

  1. ITに関する知見は強いと自負しております。大学在学中に応用情報技術者試験に合格しました。
  2. コツコツと勉強することを強みとしています。大学入学時は、パソコンがわからない全くの素人でしたが、毎日30分、専門書を読んでコツコツを勉強をして、基本情報技術者、応用情報技術者試験と続けて合格できました。

この2つだと②の方が、コツコツ努力する頑張り屋さんだと感じますよね?

それに対し、①は資格があるんだなーとしか感じません。印象がいいのはもちろん②です。

なぜ、差がついたのでしょうか?

それは、①では、ただ資格がある事実だけを伝えるだけに対して、②では過程、ストーリーを加えたからです。

人間はストーリーを見ると、そこに人柄を感じます。

さらに、ストーリーの方が話の内容も入ってくるのです。

だから、ゼミの取り組み方にフォーカスしてストーリー仕立てで伝えれば、企業に人柄をアピールできるのです。

ゼミの経験を自己PRする例文

では、もっと具体的に自己PRを伝えるコツをお伝えしましょう。

まずはじめに例文を見ましょう。

私は、周りの関係を円滑するするための忍耐力は、誰にも負けない自信があります。なぜなら、大学4年間の研究室で研究グループのリーダーに登りつめたからです。

 

研究グループでは年齢の違う性別も考え方も違う人たちと同じ目標をかかげそれに向かって進んでいかなくてはなりません。だから、全体をまとめるのはとても難しい事でした。

 

ただ先頭に立つだけでは、みんな好き放題してバラバラになってしまいます。そうならないよう、研究員に対して個別に話をきいたり、研究とは別に同じ問題を共有し合える場所づくりなど、研究グループの円滑な関係づくりに励みました。

 

それにより、研究室内の関係は円滑になり、研究室1つでまとまって1つのことを研究できるようになりました。周りの関係に一喜一憂することもなくなったので、自分の研究に没頭しやすくなり、私自身も成果をだせるように。周りの研究員も、行き詰っても周りに相談できるので、諦めることなく成果をだすようになりました。

 

このような働きから研究グループのリーダーに抜擢されました。周りの関係に流されず解決しようと努力を続けた忍耐力、そして4年間研究室で培った知識には誰にも負けない自信があります。

 

貴社では個として目標に対してひたむきに研究をし全体としてサポートにまわって力を発揮し、ゆくゆくは周りに支持され先頭にたてるような研究員になりたいです。

他の自己PRの例文文章構造PREPで作る自己PRの作り方と参考になる例文集20選

ゼミの経験をうまく自己PRする4つのコツ

例文は読みましたか?

では、例文の内容を踏まえて、ゼミの経験をうまく自己PRにする4つのコツをご紹介します。

専門的に説明しすぎない

まず、前提として専門的になりすぎるのはNGです。

なぜなら、面接官はあなたの専門性に対して素人だから。

三国志を全く知らなく興味がない人に、三国志の専門的な話をしても、正直意味がわかりませんよね?

これと同じで、あなたの専門性を知らない人に、専門的なゼミの内容を話しても全く意味がないのです。

なので、ゼミの内容を専門的に伝えるのはやめましょう。

専門性がありすぎる内容なら、あなたが伝えようとしているテーマをそもそも間違えている可能性も。

ゼミの経験を自己PRするのに最適な文章構造PREP

文章や会話がうまい人はなぜうまいのでしょうか?

それは、パターンの引き出しがたくさんあるからです。その場で考えているのではありません。

だから、あなたもうまい人に習って自己PRに最適な文章構造を使えばいいのです。

その文章構造こそが、PREPというものです。

PREP(プレップ)法とは、「Point ・ Reason ・ Example ・ Point」の略です。

Point  = ポイント・結論
Reason  = 理由
Example = 実例・事例・具体例
Point  = ポイント・結論を繰り返す

上記のような順番で構成していきます。結論重視で、1つのことを具体的に伝えるので説得力があります。

引用:文章力が上がる3つのテンプレート「SDS法」「PREP法」「穴埋め文章作成法」(第2回) | 次々に読まれる文章とは?

プレゼンなどでもよく使われる手法でして、実は就活の文章は基本的に全てこれの応用です。

ただ、これをそのまま使うと押し一歩足りませんので、先ほどのストーリーの話を入れて、

  1. 結論
  2. 理由
  3. 事例・事例の詳細(ストーリ)
  4. 結論の繰り返し

↑の感じで。

さらに、もうちょっとプッシュしたいので、

  1. 結論
  2. 理由
  3. 事例・事例の詳細(ストーリ)
  4. 結論の繰り返し
  5. どう企業の役に立つのか (←追加:セールス)

↑のように最後に、自分をセールスしましょう。

人はセールスがないと物を買わない

なぜ、PREPに1つセールスを追加したのでしょうか?

簡単な話です。

人間は、自分にメリットがないと何も買えないから。

就活はあなたという製品を売り込む作業。

だから、自己PRするときは必ずセールス、自分を売り込んで、企業にとってどんなメリットがあるのか伝えるようにしましょう。

セールスの例を出すとテレビのCMがあります。

どのCMを見ても、必ず商品のメリットを伝えてます。

このCMなら、タレントが、「美味しい!」と言ってラーメンを食べています。

この「美味しい!」の部分が、セールスです。

だから、同じことを就活でもやろうというわけです。

実際例文でも、どう貢献するのか書いてみます。

例文の末尾

このような働きから研究グループのリーダーに抜擢されました。周りの関係に流されず解決しようと努力を続けた忍耐力、そして4年間研究室で培った知識には誰にも負けない自信があります。

貴社では個として目標に対してひたむきに研究をし全体としてサポートにまわって力を発揮し、ゆくゆくは周りに支持され先頭にたてるような研究員になりたいです。

自己PRで使える文章のテンプレート

先ほどの、PREP+セールスの文章の雛形を作りました。

初めて自己PRを作る人は、↓の〇〇の穴埋めからやると楽に作れます。

  1. 結論:私は〇〇が強みです。
  2. 理由:過去に〇〇と言うことがあったからです。
  3. 事例・事例の詳細:〇〇をするのには、〇〇な困難がありましたが、〇〇を信じて行動した結果、改善することに成功しました。
  4. 結論の繰り返し:この結果から、〇〇と感じました。
  5. どう企業に貢献するか:貴社で仕事をすることになれば、この経験を生かして〇〇のように働いて貢献できればと考えております。

このテンプレートに当てはめて作るとかなり簡単に作れるようになります。

まず、1つ作って見てください。

↓ 元々の文章構造
  1. 結論
  2. 理由
  3. 事例・事例の詳細
  4. 結論の繰り返し
  5. どう企業の役に立つのか (←追加:セールス)

どのように取り組んだのか、できるだけ詳しく話す

自己PRで一番大事なこと、それはどのように取り組んだのかを伝えること。

悪い例と良い例を1つずつお見せします。

部活動のテニスでの例
悪い例

私の強みは粘り強いことです。テニスの全国大会に出場したことがあります。日々コツコツと粘り強く練習を重ね、そこでベスト10に入れたのは今でも誇りに思っています。

良い例

私の強いは勝つために粘り強く努力できることです。私の全国大会に出場したことがあります。身長が低く体格が小さな自分では、パワフルに攻めれないので、守りを重点的に粘り勝ちするテニスをできるようにトレーニングしました。全国大会の出場を決めた試合は、通常2時間ぐらいのテニスの試合なのに4時間粘りつづけた末に粘り勝ちしました。

2つの違いがわかりますか?

悪い例は自分の結果だけについて話していますが、良い例はどうやって全国大会に進んだのか、どうトレーニングしたのかを詳しく書いています。

これが、どう取り組んだのかということです。

どちらが、詳しく取り組みが伝わるかというと、下の方ですよね?

このようにして、状況を詳しく丁寧に書いて、どのように取り組んだのかを、書くようにしましょう。

詳しく話せば信頼も得られる

また、自己PRの大事な点として、企業に信頼される必要があります。

なぜなら、初対面なので嘘をつこうと思えばつけてしまうから。

だから、面接官も学生が嘘をついていないかチェックしています。

で、どうやって信頼できるかといえば、詳しく話すこと。

詳しい内容になればなるほど作り話の難易度が上がるため、ボロが出てしまうから、信憑性が高くなるのです。

嘘なら、質問を投げればすぐにわかリます。そのため、予想外のツッコミにも対処できない。

しっかり詳しく話せる=信頼できそう

となるのです。

なので、そんな意味でも、できるだけ詳しく話すようにしましょう。

客観的な数字などを示す→わかりやすくなる

詳しい情報を伝えるなら数字を使って比較するのがやりやすいです。

先ほどのテニスの例だと、

数字で比較

全国大会の出場を決めた試合は、通常2時間ぐらいのテニスの試合なのに4時間粘りつづけた末に粘り勝ちしました。

と言う風に数字で比較しています。

わかりやすいですよね?

このわかりやすさが非常に大事なのです。

誰でもできることはアピールにならない。他の人ができないことをアピールすべし

アピールとは、他の人ができないくて、自分だけできること。

だから、誰でもできることはアピールにはなりません。

悪い例

アルバイトを4年間続けて、精一杯やりました。

中身ないし、誰でもできる内容なので無意味な例です。

もし、4年間のアルバイトをアピールするのなら、

アルバイトを4年間続けてきましたが、一度も欠勤・遅刻をしたことがありません。

このように、他にできる人が少なそうなことを伝えるのがベストです。

ゼミの取り組みを元に、ストーリーとセットであなたの人柄を伝えよう

ここまで読んだ方ならわかりますが、ただゼミを自慢するのはNG。

いくら、どれだけすごい内容でも、仕事で使えないのなら無駄なアピール。

ゼミ自体をアピールするのではなく、どうゼミに取り組んだのか、あなたの人柄が伝わるように、ストーリーとセットでゼミの経験を伝えましょう。

ポイントとしては、

  1. 専門的な内容にしない
  2. 伝わりやすい文章構造、PREP + セールスで
  3. ストーリの中で、数字を使って説明、比較できるとベスト。
  4. 他の人ができなさそうな魅了をアピールする

が、大事になります。

特に専門的な内容にしすぎないように注意してください。

話が全く伝わらずに終わってしまうこともあるので。

あなたの人柄を理解してもらうことを心がけましょう。