就活コラム リクおじさん

【例文あり】研究職向けにうまく自己PRするための4つのコツ

【例文あり】研究職向けにうまく自己PRするための4つのコツ
芋木坊太郎
芋木坊太郎

研究職向けに自己PRにしようと思うんだけど、うまくアピールするコツってありますか?

リクおじさん
リクおじさん

もちろんあるよ!大事なのはストーリーで君の人柄を伝えることだね〜!

研究職に必要な能力って何?

自分をアピールする前に相手は調べるべきです。

好きな人に告白するなら、相手のことを調べますよね?

それと同じで、研究職向けに自己PRするなら、研究職に求められていることを知った上で作る方が、いいものができるでしょう。

研究職に求められている能力
  • チームで協力して研究に取り組むためのコミュニケーション能力
  • 研究を完遂するための論理的思考力
  • コツコツと継続して取り組む姿勢

どんな研究職になるとしても、この↑3つはどんな内容をしても研究職に必要とされる能力です。

自己PRではこのうちのどれか、できれば全てがアピールできる内容が好ましいです。

能力をアピールする方法は過去のエピソードを伝える

どうやってアピールすればいいんだろう?

と思うかもしれませんが、実は、アピールのやり方はほぼ決まっています。

あなたの過去の出来事から人柄を伝えましょう。

なぜなら、新卒就活は人柄採用だから。

企業は人柄重視で新卒採用をしている

実は、企業は学生時代にやっていた成果や結果を重視しているわけではありません。

2)企業が採用基準で重視する項目、学生が面接等でアピールする項目

企業が採用基準で重視する項目と、学生が面接等でアピールする項目を比較して見る。
企業が重視している項目は「人柄」「自社への熱意」「今後の可能性」が圧倒的に高かった。
一方、学生がアピールしている項目は、「人柄」「アルバイト経験」「所属クラブ・サークル」の順となった。

引用:『就職白書2017』| リクルート

リクルートの就職白書によると、企業は人柄や自社の熱意などを重視しています。

だから、学生が考えている成果や経験を重視するのは間違えていると言えます。

だから、部活やボランティアなどをやっていれば、高い評価をもらえる訳ではありません。

大事なのは、あなたの人間性。

どんな人間で、どういう魅力があるのか伝えるようにしましょう。

取り組み方であなたの人柄を伝える例

取り組みといっても、いまいちピンと来ないでしょう。

1つ例を示してお伝えします。

↓の例をみてください。

  1. ITに関する知見は強いと自負しております。大学在学中に応用情報技術者試験に合格しました。
  2. コツコツと勉強することを強みとしています。大学入学時は、パソコンがわからない全くの素人でしたが、毎日30分、専門書を読んでコツコツを勉強をして、基本情報技術者、応用情報技術者試験と続けて合格できました。

この2つだと②の方が、コツコツ努力する頑張り屋さんだと感じますよね?

それに対し、①は資格があるんだなーとしか感じません。印象がいいのはもちろん②です。

なぜ、差がついたのでしょうか?

それは、①では、ただ資格がある事実だけを伝えるだけに対して、②では過程、ストーリーを加えたからです。

人間はストーリーを見ると、そこに人柄を感じます。

だから、過去の何かの取り組み方にフォーカスしてストーリー仕立てで伝えれば、企業に人柄をアピールできるので、資格取得も立派に自己PRになります。

研究職向けに自己PRする例文

では、研究職向けにもっと具体的な自己PRするコツをお伝えしましょう。

まずは、例文をご覧ください。

私は、コツコツと根気強く向かう仕事が好きです。

なぜなら、学生時代に所属していた研究室で、誰もが諦めかけていたネガティブデータから結果を導くことができたからです。

 

どの人がプロトコール通りに手掛けても、たとえポスドクの大先輩が手掛けても、結果が得られない実験がありました。

サンプルも残り少なくなり、教授からも、この実験は中止し次のテーマに移るよう指導が入りました。

 

しかし、動物実験でしたので、頂いたマウスの命を思うとわずかなサンプルも無駄にしたくなく、皆が帰宅したあとでもう一度再試を行いました。

その再試は詳細・細かな手技が要求され、時間がかかる実験でした。

金曜の夜から始め、終わったのは40時間後の日曜夜でした。

それまでは流れ作業で皆で取り組んでいましたが、初めて一連の流れを単独で行った結果、ポジティブデータを得ることができました。

この結果から既存のデータを立証でき、次の研究テーマに応用できました。

 

これが諦めずに根気よく行うことで、今回のように役立つ結果があることを実感した経験です。

貴社でお仕事をすることになったら、このことから得たことを生かし、なかなか結果が得られない研究にあっても、結果を得るために必死に取り組み成果を出す社員になりたいです

他の自己PRの例文文章構造PREPで作る自己PRの作り方と参考になる例文集20選

研究職向けに人柄をうまく自己PRする4つのコツ

例文は読みましたか?

では、例文の内容を踏まえて、研究職向けにうまく自己PRにする4つのコツをご紹介します。

研究職に必要な能力が現れている過去の出来事を探す

一番大事な部分です。

あなたの人柄を伝える過去のエピソードを探しましょう。

より詳しく言えば、↓のようなことがあったエピソードです。

研究職に求められている能力
  • チームで協力して研究に取り組むためのコミュニケーション能力
  • 研究を完遂するための論理的思考力
  • コツコツと継続して取り組む姿勢

もちろん、上記以外でも、研究職に向いていると思う能力なら何でもOK!

部活・ゼミ・バイト、何でも構いませんので、あなたの人柄がよく現れているエピソードを1つだけ選んでください。

大事なのは、1つのことを徹底的に伝えること。複数の出来事を伝えるのは超上級者なので、1つのエピソードだけ選びましょう。

自己分析からエピソードを探すのが手っ取り早い

自己分析がバッチリならその結果から探しましょう。おそらく答えはその中に。

もしそうでなければ、自己分析をして、あなたの過去のエピソードを整理するのがいいでしょう。

当サイトでは、自分史を作って自己分析をすることをおすすめしています。

自分史を整理して出てきたエピソードを1つ選べばOKです。自分史を作ることから始めるように。

研究職向けに経験を自己PRするのに最適な文章構造PREP

文章の書き方編です。

文章や会話がうまい人はなぜうまいのでしょうか?

それは、パターンの引き出しがたくさんあるからです。その場のノリで、アドリブで考えているのではありません。

だから、あなたもうまい人に習って自己PRに最適な文章構造を使えばいいのです。

その文章構造こそが、PREPというものです。

PREP(プレップ)法とは、「Point ・ Reason ・ Example ・ Point」の略です。

Point  = ポイント・結論
Reason  = 理由
Example = 実例・事例・具体例
Point  = ポイント・結論を繰り返す

上記のような順番で構成していきます。結論重視で、1つのことを具体的に伝えるので説得力があります。

引用:文章力が上がる3つのテンプレート「SDS法」「PREP法」「穴埋め文章作成法」(第2回) | 次々に読まれる文章とは?

プレゼンなどでもよく使われる手法でして、実は就活の文章は基本的に全てこれの応用です。

ただ、これをそのまま使うと押し一歩足りませんので、人柄をより伝えるために、ストーリーの話を入れて、

  1. 結論
  2. 理由
  3. 事例・事例の詳細(ストーリ)
  4. 結論の繰り返し

↑の感じにします。

さらに、企業にもう少し売り込みたいので、

  1. 結論
  2. 理由
  3. 事例・事例の詳細(ストーリ)
  4. 結論の繰り返し
  5. どう企業の役に立つのか (←追加:セールス)

↑のように最後に、自分をセールスしましょう。

企業があなたを雇うメリットを伝えるように。

人はセールスがないと物を買わない

なぜ、PREPに1つセールスを追加したのでしょうか?

簡単な話です。

人間は、自分にメリットがないと何も買えないから。

就活はあなたという製品を売り込む作業。

だから、自己PRするときは必ずセールス、自分を売り込んで、企業にとってどんなメリットがあるのか伝えるようにしましょう。

セールスの例を出すとテレビのCMがあります。

どのCMを見ても、必ず商品のメリットを伝えてます。

このCMなら、タレントが、「美味しい!」と言ってラーメンを食べています。

この「美味しい!」の部分が、セールスです。

だから、同じことを就活でもやろうというわけです。

実際例文でも、どう貢献するのか書いてみます。

例文の末尾

これが諦めずに根気よく行うことで、今回のように役立つ結果があることを実感した経験です。

貴社でお仕事をすることになったら、このことから得たことを生かし、なかなか結果が得られない研究にあっても、結果を得るために必死に取り組み成果を出す社員になりたいです

自己PRで使える文章のテンプレート

先ほどの、PREP+セールスの文章の雛形を作りました。

初めて自己PRを作る人は、↓の〇〇の穴埋めからやると楽に作れます。

  1. 結論:私は〇〇が強みです。
  2. 理由:過去に〇〇と言うことがあったからです。
  3. 事例・事例の詳細:〇〇をするのには、〇〇な困難がありましたが、〇〇を信じて行動した結果、改善することに成功しました。
  4. 結論の繰り返し:この結果から、〇〇と感じました。
  5. どう企業に貢献するか:貴社で仕事をすることになれば、この経験を生かして〇〇のように働いて貢献できればと考えております。

このテンプレートに当てはめて作るとかなり簡単に作れるようになります。

まず、1つ作って見てください。

↓ 元々の文章構造
  1. 結論
  2. 理由
  3. 事例・事例の詳細
  4. 結論の繰り返し
  5. どう企業の役に立つのか (←追加:セールス)

どのように取り組んだのか、できるだけ詳しく話す

自己PRで一番大事なこと、それはどのように取り組んだのかを伝えること。

悪い例と良い例を1つずつお見せします。

部活動のテニスでの例
悪い例

私の強みは粘り強いことです。テニスの全国大会に出場したことがあります。日々コツコツと粘り強く練習を重ね、そこでベスト10に入れたのは今でも誇りに思っています。

良い例

私の強いは勝つために粘り強く努力できることです。私の全国大会に出場したことがあります。身長が低く体格が小さな自分では、パワフルに攻めれないので、守りを重点的に粘り勝ちするテニスをできるようにトレーニングしました。全国大会の出場を決めた試合は、通常2時間ぐらいのテニスの試合なのに4時間粘りつづけた末に粘り勝ちしました。

2つの違いがわかりますか?

悪い例は自分の結果だけについて話していますが、良い例はどうやって全国大会に進んだのか、どうトレーニングしたのかを詳しく書いています。

これが、どう取り組んだのかということです。

どちらが、詳しく取り組みが伝わるかというと、下の方ですよね?

このようにして、状況を詳しく丁寧に書いて、どのように取り組んだのかを、書くようにしましょう。

詳しく話せば信頼も得られる

また、自己PRの大事な点として、企業に信頼される必要があります。

なぜなら、初対面なので嘘をつこうと思えばつけてしまうから。

だから、面接官も学生が嘘をついていないかチェックしています。

で、どうやって信頼できるかといえば、詳しく話すこと。

詳しい内容になればなるほど作り話の難易度が上がるため、ボロが出てしまうから、信憑性が高くなるのです。

嘘なら、質問を投げればすぐにわかリます。そのため、予想外のツッコミにも対処できない。

しっかり詳しく話せる=信頼できそう

となるのです。

なので、そんな意味でも、できるだけ詳しく話すようにしましょう。

客観的な数字などを示す→わかりやすくなる

詳しい情報を伝えるなら数字を使って比較するのがやりやすいです。

先ほどのテニスの例だと、

数字で比較

全国大会の出場を決めた試合は、通常2時間ぐらいのテニスの試合なのに4時間粘りつづけた末に粘り勝ちしました。

と言う風に数字で比較しています。

わかりやすいですよね?

このわかりやすさが非常に大事なのです。

誰でもできることはアピールにならない。他の人ができないことをアピールすべし

アピールとは、他の人ができないくて、自分だけできること。

だから、誰でもできることはアピールにはなりません。

悪い例

アルバイトを4年間続けて、精一杯やりました。

中身ないし、誰でもできる内容なので無意味な例です。

もし、4年間のアルバイトをアピールするのなら、

アルバイトを4年間続けてきましたが、一度も欠勤・遅刻をしたことがありません。

このように、他にできる人が少なそうなことを伝えるのがいいですね。

ストーリーであなたの強みを伝えよう!

あなたの研究職向けの人柄が現れているエピソードを面接官に伝えましょう。

ポイントは、

  1. 伝わりやすい文章構造、PREP + セールスで
  2. ストーリの中で、数字を使って説明、比較できるとベスト。
  3. 他の人ができなさそうな魅了をアピールする
  4. 研究職で有用な能力をアピール

この4つ。

過去のストーリーを交えて、あなたの人柄を正しくアピールしましょう!