【例文あり】あなたにとって仕事とは?と面接で答える4つのコツ

この記事の要点!
- 「お金のため」と言った機能的な部分ではなく、志のような意識的な回答が求められている
- 「あなたにとって仕事とは?」に対して、仕事に対しての価値観・捉え方を答えるように
- そこで、企業とマッチすることが合格への秘訣


坊太郎くんは、今だとどんな答えが浮かんでるのかな?

えーと、「生きるのに必要なお金を稼ぐ手段。」かな・・・?

うーん、まあそうなんだけど、面接なら別の部分にフォーカスして答えた方がいいね。

今日は、面接で「あなたにとって仕事とは?」と聞かれた時の回答方法を教えるね〜!
面接官から「あなたにとって仕事とは?」と聞かれたら、直接的な答えはしないように
先ほどの坊太郎の回答は、「生きるのに必要なお金を稼ぐ手段。」と、直接的な回答でした。
もちろん、仕事の機能的な役割としてはそうなのですが、ここは新卒就活の面接。
自分のポテンシャルをみてもらう面接ということを忘れてはいけません。
意識が高い回答であることが望ましいのです。
「お金を稼ぐ」というような直接的な答えはしないように。
機能的ではなく、意識的な回答が求められている
面接での質問は、基本的にどう考えているのか、意識的な回答が求められています。
なぜなら、その人が何を考えているか知りたいため。
面接では、何を考えているのか、意識的な回答が求められている。
だから、「お金稼ぐ手段」「生活のため」という回答は必要とされないのです。
むしろNG。
お金しか考えられていないと思われるかもしれないので。
面接で「あなたにとって仕事とは?」で答えるべき内容は?
面接でわざわざ聞いているからには必ず答えて欲しい内容があります。
「あなたにとって仕事とは?」で答えて欲しい内容は、
仕事に対しての捉え方・価値観
そしてそこから、
- その捉え方・価値感はうちの企業とマッチするか
- 困難にぶつかった時にどんな対応をするのか
をイメージします。
結論的には、会社で働けるかをみているのです。
それを仕事に対しての価値観から測っています。
その捉え方・価値感はうちの企業とマッチするか
特に、重視しているのが企業とマッチするか。
どんなに素晴らしい価値観であっても、それが企業とマッチしていなければ意味がありません。
相性悪いのに付き合ってから後悔するカップルのような感じ。
マッチせずに入るとお互いに苦労することが目に見えています。
なので、価値観がマッチしない場合は落ちる可能性が高いでしょう。
どうしても入りたい企業なら、ここはマッチするかどうか入念にチェックするように。
「あなたにとって仕事とは?」に対しての具体的な例文
では、具体的な回答はどのようなものなのでしょうか?例文をみてみましょう。
私にとって仕事とは、「新たな知見を得ること」であります。日々勉強するのはもちろんですが、仕事の中でしか勉強できないことは多々あると思っています。
というのも、アルバイトをしていた経験からです。学生時代にしていたアルバイトでさえ、日々新たな発見がありました。コンビニの仕組みはこうなっているのか、こうやってお店が回っているのか。
普段、利用しているだけでは全く知らないことがたくさんありました。それを知ること、そしてそれを行うことが全て楽しかったです。
御社においても、仕事の中で新しい知見を発見して、それを楽しみつつ、業務を遂行できればと考えています。
「あなたにとって仕事とは?」をうまく答える4つのコツ
以下を心がけましょう。
- 結論を先に伝える
- 仕事に対しての意識的な回答を、志の高さを示せればGOOD!
- 過去の経験を交えて、説得力を持たせる
- この意識でどのように働くのかを伝えよう
- どうしても受かりたいのなら、業務内容・社風に合わせる
1.結論を先に伝える
面接ではまず第一に結論を先に話しましょう。
社会人のマナーでもあります。
長々と話して、結論・要点が伝わらないのはNGです。
先に結論を伝えることで、後の内容も伝わりやすくなるので、結論をまず伝えるのを忘れずに。
2.仕事に対しての意識的な回答を、志の高さを示せればGOOD!
最初も話しましたが、あなたにとっての仕事の機能的な役割ではなく、意識的なことを伝えましょう。
お金のため、生活のためと回答するのはNG!
3.過去の経験を交えて、説得力を持たせる
また、上の意識的な部分は、過去の経験を交えて話しましょう。
というのも、過去の自分の経験を話すことで説得力が高まります。
面接では裏の取りようがないので、極端な話、嘘をついてもバレません。
なので、面接側は
「本当のことを話しているのだろうか?」
と注意深く確認しているのです。
だから、本当のことを言っているのか説得力を持たせるために過去の経験は有効なのです。
自己分析を交えて、過去から仕事とは何か?を探して見ましょう。
関連記事:誰でもできる内定が取れる自己分析の始め方を徹底解説
4.この意識でどのように働くのかを伝えよう
企業に入社できたら、どのように働くのかも伝えましょう。
自分の過去や仕事の意識を話しているので、働き方を伝えやすくなっているはずです。
アピールのチャンスなので、ここで必ずアピールをするように。
5.どうしても受かりたいのなら、業務内容・社風に合わせる
どうしても受かりたい企業なら、内容を全体的に業務内容・社風に合わせるように。
企業が欲しい人物像と一致すれば、面接の通過率はかなり高くなります。
【おまけ】「あなたにとって仕事とは?」の文章構造
「あなたにとって仕事では?」と聞かれた時に使える、文章構造をお伝えします。
面接の返答を考えるのに使っていただければと!
「私にとって仕事とは、Aなことです。」「続いて、補足説明(Aに対して補足の内容)。」
「Aと思うのも、過去の経験でBのようなことがあったからです。」「Bではこのようなことをやっていて、その中でCのようなことを感じたのです。」
「貴社においても、Cのようなことを考えつつ、働ければと考えています。」
- A:結論。あなたにとって仕事とは何?の部分。
- B:過去の経験談。
- C:過去の経験から感じたこと。なぜAだと言えるのかの部分。
面接でよく聞かれる質問の対策を考えてるんだけど、「あなたにとって仕事とはなに?」ってどう答えたらいいのかな?