【例文あり】内定を取る建設業界の志望動機の書き方を徹底解説!

この記事の要点!
- 大工として建設会社に就職したい1番の理由から文章を書き始めるべき
- 会社の特徴や魅力について触れ、「どうしてもこの企業に入りたい」という熱意を盛り込むことが大切
- 活かしたいスキルに触れて、建築業界へのこだわりを記載すると説得力がます文章が書ける
大工志望で建設業界への就職を目指すあなた!
人の住む家や、人が集まる場所、そして人が楽しめる空間までを知識や高い技術によって作りだす、この建設が持つ魅力に惹かれて業界への就職を目指す方が多いことでしょう。
この職に就くべく、専門学校などで技術を磨いてきた人々にとって、相手に伝わるように文章を書くという作業はなかなか慣れない作業ではないでしょうか?
でも心配いりません。
しっかりと志望動機を書く際の構成や、書くべきことがらはだいたい決まっているので、この記事の説明を元に仕上げていきましょう。
建設業界内定者のエントリーシートとは?
では早速、実際に建設会社への内定が決まった方のエントリーシートより、志望動機を見ていきましょう。
志望動機 平成建設
貴社の大工職になりたく志望しました。私自身、ものづくりは「一貫性」大切と考えます。短期大学校から大工を専門的に勉強してこのことを感じました。学校内の学生の設計を形にする時、設計者が自分に身近なことで仕事がしやすいことを身に染みて感じました。みんなが繋がってひとつのものを作るためすぐに修正が効いたりなど、すぐに対処することができいい作品を造り上げました。2年間大工を勉強してきているので刃物の取り扱い、墨のあり方など基本的な所は網羅しています。貴社への入社後は自分の限界に挑戦し、技術の面について誰にも負けないように日々努力してまいります。
設計から施工まで一手に引き受けて全てにつながりのある流れになるように建築することが一番と考えます。貴社の『内製化』はとても私の考えに合致し、御社に入社したいと強く考えるようになりました。
貴社の入社後は様々な業種が社内にあるため、自分の全体的な技術向上が出来ると考えます。引用元:Rakuten みん就様より
建設会社に勤めたい理由を先行結論型で述べよう
貴社の大工職になりたく志望しました。
この建設業に限らず、エントリーシートを書く際は先行結論型という、結論を文章の最初に持ってくる形で述べてなくてはなりません。
なぜなら、それが面接官相手に一番わかりやすく伝えれる方法だからです。
例文ではかなりシンプルですが、しっかり結論として “貴社の大工職になりたい” ということが言い切る形で書かれているので、先行結論型の文章術が実践できてると言えます。
見る人によっては、
結論がシンプル過ぎではないか?
これでは理由としては不十分ではないか?
なんて声が聞こえてきそうですが、エントリーシートを含むビジネス文書の基本は先ほども言った通り、最初に結論を言い切ることです。
文章はここで終わりではなく続いていくので、ここで不足している根拠の部分は後々書いていけば問題ありません。
建設業界の中でもなぜ貴社なのか?を明確に
設計から施工まで一手に引き受けて全てにつながりのある流れになるように建築することが一番と考えます。貴社の『内製化』はとても私の考えに合致し、御社に入社したいと強く考えるようになりました。
建設業界への就職を希望する中で、「その中でもなぜ貴社でなくてはならないのか?」「貴社が自分にとって唯一無二の存在だ」ということを文章中に書けないと、企業に入りたいという気持ちは熱意として伝わりません。
志望動機で熱意を伝えるのは、ここしかないというくらいアピールチャンス。
だから、しっかりその企業のサービスや技術の魅力に関して触れておきましょう。
例文では、志望する企業の設計から施工までが内製化されているので、自分の考える建築と同じことが実現できると、その企業だからこそ実現できる建築過程を引き合いに魅力を伝えています。
就職したい建設業者への熱意を伝えるさいに触れるとオススメ
- 就職を志望する建設会社の経営理念への共感
- 就職を志望する建設会社の建築過程への共感
- 説明会などで関わった社員の印象
- 志望する建設会社の業界における立ち位置(都内を中心としたタワーマンションの設計に関わることが多い等)
- 建設会社のプロモーションへの関心
【番外編】建設業界への就職を選んだ理由の書き方
短期大学校から大工を専門的に勉強してこのことを感じました。学校内の学生の設計を形にする時、設計者が自分に身近なことで仕事がしやすいことを身に染みて感じました。みんなが繋がってひとつのものを作るためすぐに修正が効いたりなど、すぐに対処することができいい作品を造り上げました。2年間大工を勉強してきているので刃物の取り扱い、墨のあり方など基本的な所は網羅しています。貴社への入社後は自分の限界に挑戦し、技術の面について誰にも負けないように日々努力してまいります。
エントリーシートに必ず書く必要があるとまではいきませんが、入りたい企業への熱意に加えて、この業界への就職を決めた理由まで書けると全体的に説得力がある文章になります。
例文では、専門的な学習過程をこなしてきたことを引き合いに、前々からこの業界へ入ることを決め、すでに身につけた能力を活かしたいという形で業界へのこだわりが表現できていると言えるでしょう。
業界へのこだわりを伝えるさいにオススメ
- 建設業が持つ力に関して(人の生活に欠かせないものを作れる)
- 建設業の今後の需要に関して
- 建設業界が抱える問題点(改善点)
- 今まで学んできたことを活かしたい