自己分析を分析して志望動機を作る最も簡単なやり方



実は自己分析ができてたら簡単に志望動機はかけるんだよ!
自己分析から志望動機を作るやり方を解説するね!
自己分析から志望動機を作った例
まずはじめに志望動機の例を見てみよう。
マーケティング支援部門での法人営業に取り組みたいです。
具体的には顧客企業のマーケティング活動をサポートする提案営業がしたいと志望しています。
OB訪問で法人営業担当の○○様に業務内容や、自分が練ったアイディアが顧客企業の集客成果につながったときのやりがいを伺い、ぜひ貴社で働きたいと思いました。
私は、最新のWeb・IT技術やツールに関する情報をいち早く把握することが好きです。また、大学のゼミナールの研究では、フィールドワークや膨大な資料の調査など研究内容の深さを教授に評価してもらい、50人のゼミナール生の中で最優秀評価をいただきました。
最新のマーケティング手法への情報感度や、課題追求が得意なところは貴社での顧客の課題解決の仕事にも活かすことができます。
入社後は、常に勉強を重ね、顧客に寄り添って課題解決策を考え、提案力と解決力の高い営業を目指したいです。そして、自分の成長を通じて会社の成長につなげていきたいです。
このような文章を自己分析から作る方法を解説します。
なお、この志望動機の文章行動は以下のようになっています。
- 結論(志望動機を一言で端的に伝える)
- 結論を具体的にする
- この業界・企業で働きたいと思った理由
- 自分が企業で活かせること・強み
- 企業に貢献できるとアピール
この文章構成の内容を作るのがこの記事の目的です。
企業が志望動機を聞く理由
企業は学生に3つの力があるか測ろうとしています。
- 主体性はあるか
- 将来性はあるか
- 簡単にやめないか
この3つがあると面接官は、「面白そうだな。」と感じます。
で、志望動機からは
- 主体性はあるか → 独自の志望理由を持っているかから判断
- 将来性はあるか → 強みが業務に活かせる・社内事業に深く興味があるのか、から判断
が可能なのです。だから志望動機を聞いてくるわけです。
もちろん、単純に気になるからでもありますが、あなたが企業で役に立つのかを常に見ているのは忘れないようにしましょう。
志望動機を書く3つの基本を自己分析から見つける
志望動機を書くコツとして3つの基本を抑えることが重要です。
- 受ける企業の業界を選んだ理由
- 同業他社からあなたが企業を選んだ理由(同じ業界の企業との差)
- 企業に対して貢献できること・成し遂げたいことは何か
これらに対しての答えを、自己分析の中から探すことで、志望動機が作れてしまいます。
なので、自己分析さえしっかり出来ていれば、志望動機は難しくありません。
自己分析が不十分そうな方は下のリンクから自己分析すると吉です。
1. 受ける企業の業界を選んだ理由
自己分析をすれば自分の行動基準、そこから向いてそうな業種がわかります。
自分の行動基準、そこから向いてそうな業種がわかります。
この部分を整理してまとめましょう。
自己分析が出来ていれば難しくはないはずです。
業界を選んだ理由がわからない人は、
- 好きな科目
- 大学を選んだ理由
- 卒論のテーマ
- ハマった遊び
- 面白かったこと
を整理すると興味ある業界が見つかるでしょう。
プログラマーの仕事はテクノロジーで業務を効率化する仕事だと考えており、効率化が好きな自分の性格とあっていると考えています。
例えば、こんな具合に。
業務内容 = 自分の強み
となる部分を探すのが見つけるコツです。
2. 同業他社からあなたが企業を選んだ理由(同じ業界の企業との差)
突然ですが、好きな人ができたことはありますか?実は志望動機と好きな人ができるのは同じことなのです。
好きな人って、他の人よりも惹かれることがあるから好きになりますよね?
志望動機もそれと同じ。他の企業と比べて惹かれる理由を伝えることが大事です。
自己分析の結果からあなたの行動基準がわかるはずで、あなたが受けようと思っている企業にもその行動基準が使われているはずです。
だから、自己分析の中から、あなたが受けた企業と他の企業の差を探しましょう。
そうすれば、あなたの行動基準がわかるのです。
同じ業界の会社を3社ほどでインターンシップをしたのですが、その中で御社が一番好印象でした。どの会社も忙しかったのですが、その業況でも御社の方々は元気に仕事をしていて、その姿勢に好感を持ちました。
これは自分の実体験から同業他社を比較した例です。
他のアプローチ方法でももちろん問題ありません。
企業の情報をまとめ、この会社でしかやっていない事業に興味があるなど。差別化ができればなんでもOKです。
3. 企業に対して貢献できること・成し遂げたいことは何か
企業にあなたを雇うメリットを伝えることも必要です。
- 業界を選んだ理由
- 同業他社と比べて〇〇に魅力を感じている。
これだけでは足りません。
面接官的には、もうちょっとアピールをしてほしいところでしょう。
どうゆうことかと言うと、就活生には主体性も求められるのです。
しかし、↑の2つだと主体性がありません。
客観的な分析力はあっても、主体性が無い人には興味をしましません。
- 私は、御社に〇〇と言う強みで貢献できる
- 御社での〇〇プロジェクトに興味がある
このような主体性アピールが必要です。アピールは2つの方法があります。
- 企業に貢献できる強みを主張する
- その企業の業務に携わりたいことがある
企業に貢献できる強みを主張する
大学時代に培った粘り強く学ぶ姿勢を、御社での開発職でもいかれせばと考えています。
プログラマーは技術の勉強を常にしなければいけないと、OB訪問してお話を伺いました。自分ならそんな状況になっても粘り強く勉強して実務に活かせると感じ志望のしました。
この強みは以下の文章構造になっています。
- 強みをアピール
- 業務を強みで乗り越える・解決することを伝える
強みは自己分析から出ているはずなので、強みが業務に活かせる瞬間を探しましょう。
思いつかないのなら、企業説明会やOB訪問などで実務に関して質問して情報を集めましょう。
その企業の業務に携わりたいことがある
インターンシップで関わった国の経済活性のプロジェクトに興味があります。
そのプロジェクトの資料を初めて読んだ時の衝撃は今でも忘れません。御社で何としても携わりたいと考えています。
この文章は以下の文章構造になっています。
- 興味がある業務内容を伝える
- なぜ興味が出来たのか伝える
HPの情報やニュースを読んだだけでは、深みが出ないので、自分オリジナルの色を出すことが大事。
他の人が考えてないけど、自分は考えてる。感じていることを伝えるのが深みを出すコツです。
基本の3つができたら、志望動機を一言で表す
自己分析から基本の3つができれば、もうほぼ完成です。
最後に企業に一番アピールしたい内容を一言で言いましょう。
業界を選んだ理由:こだわりが強くNo1を目指す性格
同業他社からその企業を選んだ理由:プロフェッショナル集団を目指している
貢献できること:粘り強い性格で、プロの中のプロを目指し、他の誰にも負けないプロとして御社を引っ張っていく
↓上の3つから志望動機を一言で
プロの中のプロエンジニアになりたい。
このように、基本の3つから考えると作りやすいです。共通している内容があるはずなのでそれを一言で言えるとかっこいい内容になります。
受ける企業の業界を選んだ理由 | |
同業他社からあなたが企業を選んだ理由(同じ業界の企業との差) | |
企業に対して貢献できること・成し遂げたいことは何か | |
↑3つに共通していること |
この表を埋めるとやりやすいかも。
これまでの内容をまとめて志望動機を作る
ここまでの内容は理解できましたか?
最後に、
- 受ける企業の業界を選んだ理由
- 同業他社からあなたが受けた企業を選んだ理由(同じ業界の企業との差)
- 企業に対して貢献できること・成し遂げたいことは何か
- 志望動機を一言で言い表す
で作った文章をまとめて1つにしましょう。
そして、以下の文章構造で書いて見ましょう。
- 志望動機を一言で
- 志望動機の具体的な内容
- 受ける企業の業界を選んだ理由
- 同業他社からあなたが受けた企業を選んだ理由(同じ業界の企業との差)
- 企業に対して貢献できること・成し遂げたいことは何か
- 最初に伝えたことを、再度伝える。
これでバッチリです!
自己分析ができてないと思った方はこちらから。
自己分析ができて、今志望動機を書いてるんだけど、志望動機がかけない・・・。
これはどう書いたらいいのかな?